学校・福祉施設と連携したペットボトルリサイクル事業

秋田ウッド(株)では、木くずやかんなくず等の廃木材と廃プラスチックを原料として、AO-MWood(エーオーエムウッド、再生木材)を製造しています。AO-MWoodは、廃棄物を原料としているので、100%リサイクルの素材であり、ベンチやテーブル、フェンス、デッキなどで利用されています。さらに、そのような製品として使用された後は、粉砕し、繰り返し原料として使用できます。また、腐りにくく、とげやささくれも出ないため、安心して使用できるといった特徴もあります。

このような本来業務を生かして、大館市内の小・中学校、福祉施設と連携して取り組んでいるペットボトルキャップのリサイクルについて、ご紹介します。


使用済みのペットボトルキャップを回収し、選別・洗浄した後、AO-MWoodの原料として、リサイクルします。使用済みのペットボトルを回収するのは、大館市内の全小・中学校33校。各家庭で使用したペットボトルキャップを学校で集めます。それを大館市内の2つの福祉施設に運び、選別、洗浄を行います。集めたものの中には、色が濃すぎるものや、ペットボトル以外のキャップなども混ざっており、それを丁寧に選別し、洗濯機で洗浄を行い、乾燥させます。その後、秋田ウッド(株)に運ばれ、AO-MWoodの原料として利用されます。各学校へは、回収量に応じて、AO-MWoodのベンチやプランターが贈られます。今年度で2年目になる取り組みで、約4tのペットボトルキャップを回収したそうです。ちなみに、ペットボトルキャップ500個で、約1kgです。

事業の流れ

秋田ウッド

この取り組みを行うことで、小・中学校では、環境教育の実践やリサイクル意識の向上が図られ、福祉施設においては、作業訓練、社会参加の機会として、大きな意義があります。

秋田ウッド(株)管理グループ課長の高橋さんは、「この活動を通じて、地域のみなさんに秋田ウッドを知っていただき、地域との距離が近くなった。障害者のみなさんの雇用の創出にも寄与できる。」と話されていました。

秋田ウッド(株)
事業目的 廃木材、廃プラスチック新建材製造、および販売
従業員数 30名
資本金 8,500万円
住所 〒017-0002 秋田県大館市白沢字松原570番地
TEL 0186-47-2230
FAX 0186-47-2231
URL http://www.akitawood.e-const.jp

出典: 2008年度 EPO東北CSR調査