蕪栗沼でのエコツーリズムによる連携

活動概要

    蕪栗沼で起きているマガンの集中、ゼニタナゴの絶滅、水質の悪化、湿地の陸地化と土砂の堆積、渡り鳥の食害などさまざまな環境問題について、解決の糸口を探り出し、活動や提言を行っている

所在地

宮城県大崎市

組織構成

理事10名、常勤職員1名、会員約110名

協働主体

NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ有限会社たじり穂波公社

協働活動概要

    エコツーリズムによる連携

  • (有)たじり穂波公社とNPO法人蕪栗ぬまっこくらぶでは、雁の飛来地となっている蕪栗沼・周辺水田でのエコツーリズムを行っている。
  • 主に、たじり穂波公社では宿泊施設・温泉施設、蕪栗ぬまっこくらぶではツアーガイドの役割を担い、エコツーリズムの内容や広報などを両者で行っている。
  • ※平成17年に蕪栗沼・周辺水田はラムサール条約湿地に登録

経緯

10年前に田尻グリーンツーリズム委員会の委員長より「蕪栗沼を活かしたツアーをやりませんか?」と声を掛けられたのがきっかけ。当時はまだ蕪栗沼は無名な場所であった。田尻グリーンツーリズム委員会は主に田尻地区を活動エリアとして、そば打ち体験や、豆腐づくり、農業体験などを行っている。

キーパーソンとその役割

田尻グリーンツーリズム委員会の委員長〔農家〕

つなぎ役となった

協働への期待
  • たくさんの人に蕪栗沼に来てほしい。知ってほしい。そして、環境への意識を高めてもらいたい。
  • たじり穂波公社としては、宿泊施設・温泉施設の利用者の拡大を期待
得られたメリット、効果
  • 宿泊施設・温泉施設の利用者の拡大。蕪栗沼を訪れた人、雁を見に来た人がこの施設を利用するようになっていった。
  • 蕪栗沼の知名度が上がった
地域からの反応
  • 地元の魅力に気がついて積極的になる人もいれば、無関心な人、やっかみを持つ人など反応はさまざま
苦労した点

    当初、たじり穂波公社(第三セクター)で働いている職員さんのモチベーションが高くなかった。しかし、雁を見た利用者の喜びを共有することで、モチベーションが上がった。

資金確保策
  • 補助金や助成金
  • 今年度は、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンからの補助金
今後の課題と展望
  • ガイドなどをメインとしたNPOを立ち上げることも考えている
  • 行政機関に望むこと
  • 地域で活動している団体の声を担当者が直接聞いて欲しい
  • 各地域にもっと地域のことを考えた団体をつくることが必要
  • 出典: 「NPO 等と連携した企業の取り組み」2007年