菜の花 横浜プロジェクト

NPO法人菜の花トラストin横浜町

NPO法人菜の花トラスト in 横浜町は、平成14年に発足した「横浜町の菜の花を守り育てる」ことを目的に活動してきた市民運動が収益活動にしていくため平成20年12月25日に法人化し新たな出発をした組織です。

菜の花を作付している農家の収入を如何に確保するか。「従来の補助金が上乗せされた金額が保証されるなら菜の花を作付したい」という農家が多いことを確認し、地域産業として定着させるには、立派な菜種栽培が出来る農家が元気なうちに次世代に引き継ぐことが必要です。横浜町の農家にとっても菜種は、じゃがいもとの輪作のための換金作物として重要であることを農家との話し合いの中で、強く感じました。そして横浜町は昭和30年代からある「菜の花」を活用し町おこしを行い、全回に知られてきたことを考えると「菜の花」無くして活性化は望めないと感じています。

nanohanaプロジェクトに参加された皆さん

活動としては、子どもたちと一緒に行う「休耕地を菜の花畑に大変身プロジェクト」地域のお年寄りと協力して行うJR大湊線の町内の駅構内に菜の花移植作業、全回の会員の会費を元に耕作放棄地に菜の花を作付ける事業など、年間を通し大忙しです。平成19年3月より本格的に菜種油の製造・販売に取り組み、主に町内の「道の駅よこはま・菜の花プラザ」で販売を開始しました。販売に当たり、菜種油製造販売としては後発だったため「どこで差をつけるか」が大きな課題でした。十分な資金もない中での製品開発は手作業ばかり。ところが、そんな中から生まれたのが、オリーブオイルに負けない国産菜種油「御なたね油」でした。天日干し・非焙煎・一番搾りの上澄みだけを精製。過熱も一度だけ。パンにつけて食べられるという画期的な油ができたのです。食の安心安全が追い風にもなり、本物志向、健康志向の方々からご支持いただいています。日本の原風景を守ることからはじめた運動は思わぬ食ブームを起こし始めています。

nanohana菜の花の収穫作業

NPO法人菜の花トラスト in 横浜町 事務局
住所 〒039-4134 青森県上北郡横浜町字林の脇79-12
Tel & Fax 0175-78-2011
URL http://nanohana-trust.com

出典: 2008年度 EPO東北ESDテキストブック
東北の『食と暮らし』をかんがえる 地域づくりと 学びあい